マイナンバー漏洩のリスク
「マイナンバーなんて、漏洩したってたいしたことない」と考えている、従業員様(もしかしたら経営者様も)には、漏洩のリスクをきちんと説明しておくことをお薦めします。
その前に「迷惑メール」でえ、皆さん悩んでいませんか?いつのまにか増えていく「迷惑メール」はどうしておこるのでしょうか?それは、ある日、どこかで「メールアドレス」が「迷惑メール事業者」に「漏洩」したからに他なりません。
お取引先のPCがウイルスに感染しているせいかもしれません。また、今までメールのやりとりをした誰かが、まとめて販売したかもしれません。あるいは、一斉送信メールで誰かがBCCに入れずにメールを送信してしまったことから始まる可能性もありますし、WEBサイトにメールアドレスを堂々と記載しているのを収集されたのかもしれません。
迷惑メールが増えるのは、いったん「迷惑メール事業者」の手に渡ってしまうと、その事業者同士で転売やメール一覧のやりとりが発生するから増えていくと言われています。
では、マイナンバーではどうでしょうか?
一般のきちんとした企業では、マイナンバーと本人確認をきちんとしてからの運用をするでしょうけれど、最初から悪意を持った企業も存在します。
そうなると、
- 本人が知らない間に、所得が発生し、多額の税金を支払うように命令が来る。
- 銀行口座が勝手に作られて、マネーロンダリングに使用される。
- いつのまにか国際結婚している。
- いつのまにか住民票が移動している
- 本人が知らない間に携帯電話の契約がなされ、犯罪に使われる
などなどの発生が予測できます。
組織的な犯罪に、間接的にでも巻き込まれないためには、十分な注意が必要ということになります。従業員及び、従業員のご家族様、特に学生でアルバイトなどを行なっている身内がいる場合には、十分に注意するようにお伝えください。